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Story 13 -H-

扉を開けると

そこには

緊張と恥じらいの空気をまとった

Hがいました


目線を下におろすと

網タイツを履いた脚


腰を掛けて話を聞き始めると

まるで少女のような子


あなたの本当の名前は?


そう聞くと


Hと呼んでください、と


Hはとても繊細な子に見えたので

少しずつベールを剥がしていこうと思い

着ているものを脱がせると

Grayのランジェリーが姿を見せた


美しいその姿を、心を

もっと解放させるために

私はあなたの身体を縛る

自由を奪い拘束する


でも

そこには

縄に少しずつ

身を委ね始めたHがいた



関節を一つずつ

丁寧に取る

動くことはできない


でも心は自由になる


頬を赤らめ

高揚しているH


私は

その自由になっていく姿をみるのが

愉悦なのだ


もっと私を信頼してもらえるように

私はHに『姉』だと思いなさい、と伝えた


妹を調教する姉

妹は開花していく

姉のもとで美しく


そんな姉妹があっても良い

だって私たちしか居ない世界だもの


ブーゲンビリア

花言葉

貴女は魅力に満ちている





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