Story 7 -S-
- ranichinosemistres
- 2023年11月26日
- 読了時間: 1分
扉を開けて貴方をみた時
とても印象的だった色素の薄い
少し寂しげな美しい眼
誰か一人
心から慕える主人を求める眼
首輪を嵌めると
とても安堵した表情になった
だから
首輪を嵌めている貴方を
しっかり
自身の眼に焼き付けてあげたくて
鏡の前に連れ出した
ここが貴方の居場所なのだと
実感してもらうために
少しずつ調教すれば
いつか
立派な主従関係を築くことができるはず
焦らずに
着実に
前へ進んでいけばよい
貴方自身のために

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